京つう

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2009年11月18日

幸せな夢

幸せな夢



私はクールに見えて(見えない?)小さい頃は内弁慶でかんしゃく持ちだった。
親のいうことがいちいちしゃくに障るというか、とにかくあーいえばこーいうみたいな、面倒くさい子だった。
だからと言ってぐれたり、世間的に親を困らせるようなことはなかったけど、もし自分の子が私みたいになったら面倒クセーなーと思う。

私の母親はごく普通の人だったので、今思えば不器用なだけの言葉も、当時は腹がたつことが多かったのだ。


今はさほどなくなったけど、大きくなっても幼い頃の母親の言葉というのは、恐ろしくフラッシュバックして、ネガティブな感情を増幅させた。
でも私はセラピーや瞑想に興味を持っていたので、それが出て来たときに追体験をすることで、ネガティブな過去は書き換えられる(正確には間違った感情を解き放つ)ことが出来ることも自分で発見した。



不思議なことに、そうすると今度は良いことばかり思い出す。

それはある夏休みの昼だった。
いつも通り昼に起きて(寝過ぎ、、)キッチンに行くと梨が剥いて置いてあった。
それだけで私はぼろぼろ泣いてしまった。別になんてことのない日常の断片である。
私にとって『しあわせ』とは恐ろしく日常的なことでしかないらしい。


昔は「あの家いいな〜」「あの人の家は両親ともおしゃれでいいな〜」と、思えば私も他の家と比べてばかりいたけど、今は私より幸せな人間はいないのではないかと思う。




comment:(4)  



COMMENT
夢の中の食べ物ってどうして食べられないんだろうね
でも、少しいいにおいを含んだ湯気が鼻に当たりそうなほんわか夢(*´∀`)

ド悪夢率95%以上なので、こんなの見られたらそれだけで5日くらいはニヤニヤして暮らせる
Posted by イノウエ at 2009年11月18日 19:48
先に漫画を読んだのだけどその時点でボッロボロに泣けてしまった。
どうしたんだあたし。
って
打ちながら嗚咽してるし。
やべーみたにに泣かされた。
そういう記憶はきっと誰の中にも大切に残ってるんだね。
Posted by けめこ at 2009年11月18日 20:37
そういうのん僕もありました!小さいころのことです。
一つ目は冬の日に母親と歩いていたとき、寒がっている僕を見た母親が近くの駄菓子屋さんで「あんまん」を買ってくれ、二人で分け分けして食べたこと。
二つ目は、次の日のキャンプの用意を、父親が夜遅くまで手伝ってくれたこと。
思い出すだけで、もう無理です(泣)
Posted by つぅじぃ at 2009年11月19日 00:40
>イノウエさん
私はたべものの夢ばっか見てますよ。
甘ーい菓子パン、鍋焼きうどん、カレー、実際めっちゃうまい〜〜〜〜
でも虫食った時は嫌だったなあ。
ド悪夢率95%以上の場合は塩を盛ったり、お守り持っておくと10%になるかも?


>けめたん
インナーチャイルドのスイッチを押してしまったのね。
本当の子供の頃って、絶対に戻れないもんね〜
大学生、高校くらいでもなんとか戻れるけど、サイズ的に戻れない時代ってもう美しすぎるよね。


>つぅじぃさん
ども〜
きっと親としてはほんまに普通ーのことなんでしょうね。
なんでそんなことが??てなことが印象に残ってるんですねー。
その代わり「してあげた」と思ってることは全く記憶になかったりして、、


私は本当に一般的な家庭だったと思うけど、きっとどんなに不幸な生い立ちに思える人でも幸せな記憶って必ずあるんやろうね。
Posted by ほあんたま at 2009年11月19日 18:16
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