京つう

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2013年03月11日

絵を描く会


こんにちは
3月11日です。この日は多くの事を考えずにはいられません。
二年前にお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り致します。




今回は「こどもの絵」について

隣町の園部では、大体一ヶ月に一度、『絵を描く会』というのがあって、ポスターカラーで子供達が自由にお絵描きが出来ます。
必要な人には綾部の風の子共同保育の和田先生が、子供の絵を読み解き、カウンセリングをしてくれます。
特に悩みがなくても、育児に対する心構えの軌道修正にもなりますし、子供も自由にやらせてもらえるので、私は楽しんで行っています。



前回参加した時、「とてもいい絵ですね。でも態度が、二歳の子供にしては大人びているし、とても賢い子だから、どんな小さな事、例えば挨拶でもこちらから促したり、先回りしてやらないようにしてあげるといいですよ」と言われました。

ああ〜、私、ウケがいいから挨拶させたり、芸を仕込んだりしてるなあ〜、とそれらを一切やめてみました。
すると今回

「言う事聞かない顔になってきたわね」
と、さっそく褒められました。

そして今回のお絵描き
絵を描く会

「とても伸びやかで、気持ちのいい、、すごくいい絵ですよ!」
と褒められました(*^^*)

先生は線の勢いや伸びやかさ、子供の行動までも観察されており、絵を読み解き解釈すると言うよりかは、絵を深く感じていると思われます。

次は私の絵
絵を描く会
絵を描く会

上はなんとなく描きたくなって描いたもので、その後、土っぽいものを描きたくて下の絵を制作しました。

先生は「人間て不思議よねえ〜。あなたの心の中に、こんな絵もあれば、全く違う、同じ人が描いたとは思えない別の世界があるんですよね。あなたはどちらの絵が好きですか?」
と聞かれ、迷わず上の絵を選びました。すると先生、

「あら〜、良かった♪私もこちらの絵がいいと思ったの。」

確かに、上の絵は気持ち良く、迷いなく描けましたが、下の絵は迷い筆。でもどちらも自分なんですね。

先生は続けて
「あなた自信、何か気になる事はありますか?」と聞かれ、「すぐにイライラしてしまいますね」と答えると、

「そう、それは、その度にそれを受け入れて・・・ああ、イライラしているなあ〜。それで、いいんだって、思うんですよ。」
と仰られました。

あっ、そうか、私、今まで「ああ、私イライラしてるなあ〜。イライラしてる。あーもーイライラするっ!!!」てなってたけど、「それでいいんだ」って付けると全然違う事に気付きました。

そして最後に
「この絵と、あなたのこの絵、とても良いですよ。おうちに並べて飾って下さいね。」と言われました。

というわけで
絵を描く会

人によっては厳しい事も言われる先生だそうですが、本当に誠実に向き合って下さいます。

子どもの絵は心は、先生の先生が「子どもに自由に絵を描かせることが心を育てることだ」ということを深く理解するために書かれた本です。

上手に描けるのが良いわけではありません。
大人に褒められるのがいいわけでもありません。

「心理を読み解く」と言うと型にはまった感じがしますが、要は子供の絵に現れる気持ちを感じてあげることだと私は思っています。
言えない事でも絵に現れるのは、救いです。

特に二人目ちゃんが出来たり、家の事情があったり、と、どうしてもいつでも元気!てわけにはいかない時、
絵に限らずアートの力を借りる事が出来るのは、私たちに与えられた特権ですね♪


今回手に入れた魔法の言葉
『それでいいのだ!』




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