京つう

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2008年09月01日

すずかけアトリエ見学




武庫川にあるすずかけという、障害者の方達が働く作業所の絵画アトリエへ行って参りました。
彼らは仕事として、Tシャツや絵の制作をしたあと、自由制作を楽しみます。

アトリエの雰囲気は穏やかで、皆さんそれぞれに集中して楽しんでいました。
やはり仕事として行なう作業よりも、自由制作の方が楽しいらしく、まだ全然終わってないのに終わろうとしたり、急いで終わらせようとして注文と違ってきたりと、見ていて微笑ましい様子でした。


10年来の友達、みっちゃんの絵画教室の子供たちも、布に描くチューブのようなペンで絵を描きます。
見ていると、お母さんたちも「あーしなさい、こーしなさい」と、誰も言わないので皆、のびのびと絵を描いているように見えました。


自由制作をしている人の中には、図鑑を見てひたすら同じような鳥の絵を描き、しっかりと名前を書いている人、ひたすら南京錠を描き続ける人、フーゾクのチラシを見ながら女性の裸体を描き、その周りにアルファベットを黙々と描き続ける人など、見ているだけでスペクタクル!!それに加え、子供たちの絵も見れるので、「わけわからん絵マニア」な私としてはウハウハな一日でした。

こんなわけわからん絵、私よー描かん!!!

私は子供の頃からあんまり子供の心を持っていなかったので、今一生懸命取り戻しているところなんです。
私にとって子供は魂のレベルでとても年上に見えて、いつも教えられることばかりです。
もちろん「すずかけ」の皆さんにも。彼らにあるのは、作りたいという衝動とたくさんのユーモアでした。



ちなみに「すずかけ」の皆さんの絵からインスピレーションを受けて、京都在住のロビン・ロイドさんという民俗楽器奏者の方が作ったCDがあります。
とても素晴らしいCDで、皆さんの絵も入っています。
心が洗われますよ。→コップがいっぱい


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